難しいのは雨の日です。砂が固まりやすく、どうしても跡が残りがちです。それでもやはり綺麗に均さなければなりません。
ご想像の通り、当然時間はかかります。
しかし、それを咎める選手はだれ一人いませんし、どんなに選手から遅れてしまったとしても走れば追いつけるものです。
グリーン周りのバンカーも同様です。どうしても選手がラインを一緒によんでほしがった場合や、ピンを持たなければならいような状況で、バンカー均しが後回しになってしまった時は、ホールアウトした後に次のホールのティショットで使うクラブを渡して、後続組を待たせるような形で均すこともあります。
たかがバンカー均しと思うなかれ。均し方によっては、そこに入ってしまったが故にチャンスがピンチになってしまうこともあるのです。