しかし、お先パットとも言えるほどの短い距離のパットの時など、打ち急いでしまいがちな状況では、選手本人の意思でそのアドレスを解くことは難しいようです。
普段なら違和感を抱くようなアドレスに対して、「何も感じない」または「感じていてもアドレスを解くことなくそのまま打ってしまう」…といったことが時として起こります。
選手が明らかに悪いタイミングでアドレスした時、キャディがそれを指摘して待ったをかけるといったことはできません。
構えてしまったら、あとは選手自身が気持ち悪さを感じて、その構えを解いてくれることを祈るばかり。
アドレスを解いてさえくれれば、こちらから話しかけるなどして間をおくことができますが、キャディの祈りが通じる時ばかりではありません。
選手のタイミングが悪くなりそうだなと感じた時には、アドレスに入る前に何らかの行動を起こさなければなりません。